出発準備
なかなか手ごろな中古車が無くて、5月中旬、やっと入手した日産キャラバン。

約1ヶ月間、この車の中で生活することになるため、突貫工事でキャンピングカーモドキに改造にとりかかる。
先ず、造作物を固定するため、床全面に床板(コンパネ)を張る。

電気配線は、あらかじめ床下に通しておく。

本当は床を張る前に断熱材を張りたかったが、時間が無かった。
途中の製作過程は省略、出発前日までに何とか此処までこぎつけた。

右側は食事やパソコンをするのに昼間は長椅子として、就寝時には左に引き出して平にするとベッドになる。

という仕組みなのですが、何しろ雑な突貫工事、スムースに引き出すことが出来ず、旅行中、毎日ベッド作りには苦労するはめになった。
上水設備は簡単に10Lのコックつきポリタンクを横向けに設置しただけ。

走行中の水漏れを心配したが、コックが結構しっかりしていて、漏れることは無かった。

シンクは100円ショップで買ったプラスチックの洗い桶に穴を開け、排水ホースを繋いだもの。

本物のシンクと違って、排水ホースの継ぎ目の部分がへこんでないので、2mmほどの水が排水できずに溜まるのが欠点。

排水は下に設置した20Lのポリタンクへ。
パソコン、携帯、スマホ、カメラの電池に充電と、今や旅行中も電気は必需。

115Ahのバッテリー二台に走行充電器、外部充電器、1500Wインバータを装備。

これだけの容量があれば、電気炊飯器や電気ポット、掃除機などの使用もOK。
4口のAC100Vコンセントと3口のDC12Vコンセントを設置。

視力の低下した老眼で書物や地図を見るため、60W相当のLED室内灯を取り付けたが、つけ方が悪く、走行中に落下、途中で側面に付け直した。

応急処置で済ましている部分が多く、テーブル、収納部も未完成、ベッドもクッションの貼り付けが間に合わずスポンジマットを敷くことに、塗装もせずに白木のまま、カーテンはフサチャンが急遽間に合わせて、とにかく予定通り翌日出発した。

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