旭川・札幌
6月29日(日)







天気は良し、同じ兵庫県から来ている方に教えてもらった、ヤマゲラやコマドリの居るポイント目指して出発。



高い木の上にニュウナイスズメ。
教えてもらった通りに探し歩くが、ヤマゲラはどこに?

何かの巣穴はところどころに有るが、空き家なのか?、そのうち帰ってくるのか?

この巣穴は作りかけ?。

それとも、途中で放棄したものか?

遠くの高い木の上にはモズ

池の上でホバリングするトンボ



新しいカメラで・・・と気負って出かけたが、今日の鳥撮りはサッパリ。

いろいろな花、虫、実などを撮って見ました。

名前はほとんど分かりません。

判別できしだい、名前を入れて行きたいと思っています。

ご存知の方、gntaccyan※gmail.com(※は@に変えてください)にメールを頂ければうれしいです。




































エゾイソツツジ



エゾイソツツジに止まる虫



エゾイソツツジに止まる虫



        ゴゼンタチバナ




今日は鳥撮りは空振り、明日は何処へ行こうか?と思っていたそのとき、去年、北海道で出会ったAさん、先日再び偶然に出会い、そのAさんからクマゲラを発見したとの電話をいただく。

今回は絶対見たいと思っていたクマゲラ、しかし見られず、ここに至ってほとんど諦めていた矢先の朗報。
これはありがたい、ぜひに!と、明日を楽しみに車中泊。 *****************************************************************************************************
6月30日(月)



曇り空で、雨が心配な天気。



早速、昨夜Aさんから電話のあったクマゲラのポイントへ直行。

すでに、Aさんのほか、昨年北海道で出会ったBさん、大阪のCさんの3人が来られていた。

しばらく待つと、すぐに親ゲラが餌を運んできた。
雛に給餌する親ゲラ



雛は2羽いるようだ



今にも雨が降りそうな曇り空

この後、雨が降ったり止んだりのあいにくの天気になった。

巣穴の縁に足をかけ、今にも飛び出しそうな雛。

これは♀のようだ。

親に餌を催促する雛の♀



雛は右が♂、左が♀の2羽ということです。

北海道へ着いてから、ずっと探し続けていたクマゲラ、もうほとんど諦めていたクマゲラ、こんなにしっかり見ることが出来て感動です!

Aさん、本当に、本当にありがとう。

巣の中は左が♂、右が♀の雛



餌をねだる♂の雛



餌を運んでくるのはいつもお父さん。

お母さんはどうしたのでしょう?

父親だけでけなげに子育てをしているようです。
今にも巣立つのではないかと、1日中見ていたが、この日は巣立たなかった。







きっと明日には巣立ちそうに思えたので、明日も見に来ることにして、今夜はこの近くで車中泊する。

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7月1日(火)





今日も曇り空で、雨が心配な天気。



早速、昨日のクマゲラのポイントへ。

しばらく待つが、昨日ほど頻繁に親鳥は現れず。
何時間かして、やっと親鳥が現れても、口の中には餌は持っていないようです。



雛が餌をねだっても餌を与える様子はありません。



雛が餌をくれと怒っています。



とうとう雛が親に噛み付きました。



親は木の後ろに回って、木の幹を突いて雛の巣立ちを促しているようです。



子供は今にも飛び出しそうな様子を見せますが、勇気がないようです。



周りの様子をうかがう雛。

もうお腹はペコペコ!

巣の近くを飛ぶ蛾を食べたそうに見つめる雛。
とうとうこの日も巣立ちしませんでした。


巣立ちを見とどけたいところですが、もう日程もすでにオーバー、明日もまたなんて、そんなにゆっくりしているわけにいかず、ここを離れることにする。

この2日間、Aさんは3日間、私たち5人以外は誰も現れず。 どうやら、ここは他の誰にも発見されていないところのようだ。
Aさん、本当にありがとうございました。

後日、この二日後の7月3日に二羽とも無事に巣立ったと連絡を受けました。、

北海道に着いて、クマゲラ情報のあるところに何箇所か行って見たが、いずれも去年はいたとか、数年前まで居たのだが・・・とかで、見ることが出来なかった。

人に知られると、カメラマンが寄ってたかって撮影、中にはズカズカと近寄ったり、フラッシュを焚いたりとマナーの悪い人もあり、途中で子育てを放棄したり、次の年から来なくなったりする。

この場所も、そんなことにならない様、このクマゲラたちを守るために、誰にも教えないようにしようと互いに誓い合って別れる。

昨日は風呂に入らなかったので、今夜は温泉に入り、その近くで車中泊。 *****************************************************************************************************
7月2日(水)





今朝は快晴。



チゴハヤブサのポイントへ。

高い木の上のほうに止まっていました。




































チゴハヤブサは♂と♀が番でいました。

これから、この付近で巣づくりするのでしょうか?






コインランドリーで洗濯をして、近くの道の駅で車中泊。 *****************************************************************************************************
7月3日(木)


久しぶりにゆっくりと目覚め、テレビで朝ドラ(花子とアン)を見る。
かなり長く見てなかったので、筋がよく解からず。


給油して、初めて洗車し、帰宅準備をして、札幌に向けて出発。
途中、土産を買ったり、衣服もくたびれたので、ユニクロへも立ち寄る。


札幌では野幌森林公園へ寄って見る。
飛んでいた白い小さな蝶。なんと言う蝶でしょうか?
野幌森林公園は面積が2,000ヘクタールを越える非常に大きな自然公園です。

野鳥はあまり見当たらず、何処へ行ったら良いか分からない。


ウグイスが大きな声で盛んに鳴いていた。



        ウグイス



シジュウカラガ木の穴から顔を出していた。

シジュウカラの巣にしては穴が大きすぎ。
たぶん、アカゲラか何かの巣穴でしょうけど。
こんな大きな穴を巣にしているのでしょうか?

それとも、たまたまここに止まったただけか?

          キイチゴ



本州の湿地に生えているキセルアザミと同じものでしょうか?



この白い花の咲いている木は何と言う木でしょうか?



公園の中にあった「大地の手広場}

説明は左の説明版の通り。

五千三百余人の手形が、このように埋め込まれている。



最年少、生後2ヶ月の子供の手。

1973年完成と有りますから、この方は今40歳以上になってられますね。


明日、小樽からフェリーで帰ることにし、フェリーの予約を取る。
新篠津温泉たっぷの湯に入り、道の駅しんしのつで車中泊。
この道の駅は温泉とキャンプ場が併設されていて、車中泊には大変良い。 *****************************************************************************************************
7月4日(金)





フェリーの出航は今日の夜、それまで時間があるので札幌の円山公園へ行く。


この穴は何でしょう?
キツツキが彫ったような穴ですが、中にキノコの様なものが見えます。

蝶?、それとも蛾?
羽を閉じて止まっているから、蝶かな?

なにか甘いものでも落ちていたのでしょうか?

ハシボソガラスがペタッと地面に伏せていました。

何をしているのでしょう?

近づいても動く様子は無く、ジッとしていました。

弱っているのか?としばらく見ていると、まもなく普通に飛立ちました。

公園内には大きなポプラの古木がたくさんありました。



そばで見ると、圧倒されるような貫禄です。



川沿いには大きな桂の古木がたくさんありました。



カツラの古木の周りにいたシマリス



        シマリス



シマリス



        シマリス



エゾリス



        エゾリス



エゾリス

古木のカツラの木はウロや隙間が多く、リスの住処として格好の場所なのでしょうね。

ここでシマリス、エゾリスに会えて、今日は満足です。

この後、小樽で寿司を食べて、予約した舞鶴港行きフェリーに乗り込み、船中泊。
海上は穏やかで揺れることも無く、7月5日(土)21:00、定刻に舞鶴港に着岸、夜遅く我が家に帰りました。

延べ37日間、総走行距離 4,339Km、消費燃料(軽油)406.52L、平均燃費 10.67Km/L
探鳥のため、時速数Km〜20Km程度で徐行することがよくあり、燃費は通常より悪かった。



このたびの旅行ではたくさんの方々にお世話になりました。
とくに探鳥ではいろいろと情報をいただかないと、広い北海道、何処へ行けば何が見られるか、当てずっぽうではなかなか珍しい鳥には出会えません。

多くの方々のご親切のおかげで、たくさんの野鳥を見ることが出来ました。
ここに、改めてお世話になった方々に御礼申し上げます。



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