留萌〜サロベツ原野


6月7日(水)(出発してから14日目) 晴れたり曇ったり



道の駅「たきかわ」で小休止。
ここから日本海側へ出て留萌へ。
この後は途中大きな町は無いので、留萌のスーパーで食料などを仕入れる。
留萌からサロベツまでの海岸沿いの道は、交通量は少なく景色は良く、大変走りやすい快適なドライブコース。
スピードに注意!安全運転で。
初山別みさき台公園
道の駅、温泉、キャンプ場、ホテル、天文台、公園が一箇所にまとまっている。
この辺りから利尻富士がだんだん近くに見えるようになってきた。
午後3時半頃、サロベツ湿原センターに到着。
湿地の木道で最初に出合ったのはホオアカ。






ノビタキ♀
ノビタキ♂


ノゴマ

草原の上を低く飛ぶのはカッコウ。
上空にはギャオギャオと大きな声を上げて2羽のオオジシギ。

ジシギ4種の外見での区別は難しいですが、大きな声で鳴いてくれるので判りやすいです。





尾羽を広げ、羽を震わせバババッーと激しい音をたてて急降下する。
縄張り争いや雌にアピールするディスプレイだとか。




ここでの一番の目的のシマアオジですが、この日は出会えず。
明日の楽しみにして、サロベツ湿原センターの駐車場で車中泊。
この日の走行距離は237.6Km。



6月8日(木)(15日目)降ったり止んだり、生憎の天気。
雨合羽を着て、カメラには雨除けを掛け、朝6時からシマアオジの出現を待つ。
鳴き声は遠くに聞こえ、肉眼ではかすかにそれらしき姿が見える程度。

シマアオジ
大きくトリミング、拡大してます。










シマアオジの出現を待つ間、ノビタキ♀が近くで愛嬌を振り撒いてくれました。













サロベツ湿原の花々

ショウジョウバカマ



ハクサンチドリ







コバイケイソウ

午後からは雨が激しくなり、車に戻って車内整理。
天気も悪く、今夜は豊臣温泉でゆっくりとホテルに宿泊。
今回の旅で、初めてのホテル泊まりです。
石油臭のする茶色い豊臣温泉の湯はアトピーに良いと言う事で全国的に有名だそうです。






6月9日(金)(16日目) 雨の予報だったが外れて、曇りのち晴れ。但し、風が大変強い。
朝からサロベツ湿原へ行ってシマアオジを待つが、風が強くて、野鳥はほとんど出現せず。
午後は幌延へ移動。

幌延ビジターセンター裏の長沼。
大変美しい沼でした。




キマユツメナガセキレイ

ビジターセンターの説明板にキマユツメナガセキレイと書いてありましたが、 普通のツメナガセキレイとの区別がよ判りません
近くで営巣しているようで、餌を運んでいました。













木道の縁にぴたっと体をつけて、何をしているのでしょう?



後方に居るのはカワラヒワです。

サロベツ湿原一帯にはノビタキが大変多いです。
相手になってくれたのは♂です。




幌延湿原の花々。
ショウジョウバカマ。 関西では3月末、早春の花ですが、ここでは今。
関西で見るものと何処と無く違いますね。


コバイケイソウ
ハクサンチドリ
ワタスゲ

コケモモ

イソツツジ
フデリンドウ


空を見上げるときれいなレンズ雲。

山には傘雲。

広い牧場の一箇所にウシのラッシュ。
美しい一面の菜の花畑。



今夜の宿泊地候補、道の駅「おといねっぷ」へ行って見ましたが、小さな道の駅で他に車中泊の車も無く、余りに寂しいところだったので、さらに進んで道の駅「びふか」まで行きました。
ここは温泉が併設された大きな道の駅です。
本日の走行134.7Km。






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